「喉が渇いたら飲む」——そんな習慣を見直すだけで、毎日の体調が変わるかもしれません。2025年3月20日開催の第3回セミナーには13名にご参加いただき、私たちの体内で水がどのような役割を担っているか、そして日常の水分補給の質をどう高めるかを、科学的な視点から掘り下げました。
開催概要
形式:Zoom(オンライン)
参加者数:13名
テーマ:「水と健康——体の60%を占める水が、あなたの体に何をしているか」
主催:ワールドクラス合同会社
第3回のテーマは「水と健康」。参加者数は13名となりました。前回のコスト・環境比較を経て、今回は「では実際に、体にとって水はどれほど大切なのか」という、より本質的な問いへと踏み込んでいきます。健康や美容への関心が高い方、慢性的な疲労感や集中力の低下を感じている方、お子さまの水分補給が気になる保護者の方など、多様なバックグラウンドをお持ちの参加者が集まりました。「水を変えたら何かが変わる」その理由を、今回のセミナーで科学的に解き明かしていきました。
水と体の科学——知られざるメカニズム
人間の体は成人で約60%が水でできています。これは数字で言うと体重60kgの人なら約36リットルに相当します。興味深いのは、この割合が年齢とともに変化する点です。生まれたばかりの赤ちゃんの体内水分量は約75%、高齢になると50%程度まで低下します。体内の水分が減ることで細胞機能が低下するため、高齢者が脱水症状に陥りやすいのはこうした背景があります。
体内の水は決して「ただ存在している」だけではありません。血液の約90%は水でできており、酸素や栄養素を全身の細胞に届け、老廃物を回収する「輸送ライン」として24時間休みなく働いています。また、水は体温調節にも欠かせません。汗として体表面から蒸発することで体温を下げるという仕組みは、精巧な冷却システムとも言えます。さらに消化液・関節液・脊髄液といった体液の主成分としても水は働いており、全身のあらゆる機能に水が関与していることがわかります。
一方、私たちは1日におよそ2.5リットルの水を体外へ失っています。尿として約1.5リットル、皮膚と呼吸からの不感蒸泄で約0.9リットル、汗として約0.1リットル(安静時)です。これだけの水を補わなければなりませんが、厚生労働省の調査によると、日本人の多くは飲料からの水分摂取量が1リットル前後にとどまっており、慢性的な軽度脱水状態にある可能性が指摘されています。脱水が進むと、まず集中力や判断力の低下が起こります。体内水分量がわずか1〜2%減るだけで認知機能への影響が現れるとされており、「なんとなく頭がぼーっとする」「午後になると疲れやすい」という状態は、実は水分不足が一因かもしれません。さらに頭痛・便秘・肌の乾燥なども、水分不足と深く関連していることが知られています。こうした日常的な水分不足を解消するために、手が届く場所においしい水がある環境——たとえばMiz-Uを台所やリビングに設置しておくこと——は、意識せずとも水を飲む機会を自然と増やす環境設計として非常に有効です。
参加者からのご質問・反響
今回は健康に直結するテーマということもあり、Q&Aではとりわけ具体的で実践的な質問が多く寄せられました。「朝起きてすぐ水を飲む効果は?」というご質問には、睡眠中の不感蒸泄によって就寝前より体内水分量が減少しているため、起床直後の水分補給が血液の粘度を下げ、朝の目覚めや体の代謝を助ける効果が期待できるとお答えしました。「冷水と常温水、どちらが体に良い?」については、冷水は夏場の体温調節に有効な反面、胃腸への刺激が強い場合もあること、常温水は胃腸への負担が少なく吸収も穏やかなため、健康的な水分補給という観点では常温水がおすすめであることをお伝えしました。Miz-Uには常温での注出機能があるため、冷たい水が苦手な方にも使いやすい設計になっています。「水分補給でコーヒーやお茶はカウントされる?」という質問も多くいただきました。お茶・コーヒーなどのカフェイン飲料には利尿作用があり、水と同等の補給効果は得られません。日々の水分補給の主役はあくまで「水」であることを、データとともにお伝えしました。「Miz-Uを導入してから意識的に水を飲むようになった。体の軽さが違う気がする」という声も複数の参加者からいただき、環境が行動を変えるという視点を改めて実感する機会となりました。
ご参加ありがとうございました——第4回のご案内
13名の皆さまにご参加いただき、誠にありがとうございました。「水を飲む」という、当たり前すぎてこれまで深く考えてこなかった行為が、実はこれほど体と密接につながっているということを、今回のセミナーを通じて感じていただけたなら、とても嬉しく思います。
第4回のWEBセミナーは、2025年4月17日(木)19:00より開催予定です。テーマは「SDGsと水問題——世界の水危機と、日本から始められること」。地球上には安全な飲み水にアクセスできない人が今なお約20億人いると言われています。遠い世界の話に見えて、実は私たちの日常の選択とも繋がっている「水の未来」について考える回です。ご参加のご登録は、ニュースページまたはお問い合わせフォームより受け付けております。引き続き皆さまのご参加をお待ちしております。